- 会社が近いと、どんな生活になるんだろう
- 運動になるの?
- 徒歩通勤はどれくらい時間をかける?
満員電車や車の渋滞に巻き込まれず、徒歩通勤ができればどんなに便利なことか。一度は考えたことありますよね。
実際に会社の近くに住むとなると、引っ越しする必要があり事前の情報収集が大事になります。
わたしは11年間、片道30分以内を徒歩通勤してきました。その経験から徒歩通勤のよさをこのブログで紹介します。
結論は多少家賃が高くても、会社の近くに住むことをオススメします。
自宅から会社へ徒歩通勤のメリット
徒歩圏内に自宅を借りていたときの通勤時間は次のようになります。
通勤時間(分) | 通勤年数 |
---|---|
5分 | 1年5ヵ月 |
12分 | 4年2ヵ月 |
20分 | 1年 |
25分 | 2年1ヵ月 |
30分 | 4年 |
最短5分から最長30分までさまざまな通勤時間を体験してきました。
公共交通機関や車を使わずストレス減少
公共交通機関や車を使わない徒歩通勤はストレスが軽減されます。
ストレス軽減になる理由は以下のようになります。
- 自分のペースで行動できる
- 人と人との密集がない
- 天気を気にする必要がない
- 交通渋滞のイライラがない
- 電車、バスの遅延にイライラしない
通勤ラッシュのストレスは調査結果が出ており、戦闘機のパイロットよりもストレスを感じるといわれています。
出典:CNET Japan 通勤ラッシュによるストレスは戦場以上–調査報告
人は自分の思うようにならないことに対してストレスを感じるので、自分のペースで行動できる徒歩通勤は最適といえます。
遅刻する心配がない
徒歩圏内だと寝坊はともかくとして、予期せぬ渋滞などに巻き込まれることはないので、遅刻する心配がなくなります。
交通機関や車を使った通勤は、遅れて遅刻するんではないかって妙な緊張感がありますよね。
車を使って通勤していた時は、雨や雪など翌日の天気は気にしていました。
翌日が雪予報だと早起きして除雪する必要があり、前日から緊張が始まります。
徒歩通勤だとそんなストレスが一切なくなるので快適です。
運動になる
会社までの距離が片道徒歩20分だといい運動になります。
往復40分を歩いた場合、約170カロリー消費します。
これを1ヵ月20日通勤すると
20日×170カロリー=3,400カロリー
月に3,400カロリーも消費することになるんです。
おにぎり約17個分のカロリーを1ヵ月で消費しているのであなどれないです。
月単位でみるといい具合にカロリー消費しています。
時間に余裕ができる
通勤時間を往復2時間減らすことができれば、月20日の稼働で40時間の余裕ができます。
40時間の余裕ってすごくないですか!?
40時間あれば次のように
- 家族との時間に使う
- 資格の勉強をする
- 副業をする
- 睡眠時間にあてる
など時間を有意義に使うことができます。
特に副業や資格の勉強など稼ぐ力に繋がるようなことに時間が使えるので、収入アップに近づくことができます。
決まった時間に家を出れる
雪や台風が来てもいつもより1時間早く家を出ることはないです。
公共交通機関や車通勤をしていると、翌日の天気が気になるところです。
雪は除雪作業から始まり、渋滞に巻き込まれるので早起き確定です。
この時間別のことに使えればどんなに有意義なことかと何度思ったことか・・・
そんなわずらわしさが一切ないのも通勤距離が短いオススメな理由です。
仕事が遅く終わっても睡眠時間が取れる
睡眠時間が増やせるので、健康リスクを減らすことができます。
残業終わりの帰宅って体力使いますよね。
特に終電で会社から帰ると日付が変わるころに家に着くなんてことも結構あります。
片道1時間30分と片道5分を比べると1時間25分も寝る時間が確保できます。
通勤時間が短いほど睡眠時間が確保できるようになります。
自宅から会社へ徒歩通勤のデメリット
メリットも多く感じますが、デメリットに思うところもあげていきます。
家賃が高くなる
会社を中心に家を探すので、安い物件がないときは家賃が高くなります。
青森県と東京都では1ヵ月の平均家賃に2倍以上の差があり、住む地域により会社の近くに住もうとすると家賃が高くなります。
都道府県 | 1ヵ月当たり家賃 |
---|---|
青森県 | 38,264円 |
東京都 | 81,001円 |
寄り道するところがない
田舎に住んでいると寄り道をする場所がなく、会社と自宅の往復だけの生活になってしまいます。
わたしの住んでいる場所は帰り道にコンビニ、薬局はありますがそれ以外まったくありません。
本屋や電気屋など気軽に寄れないので、刺激を受ける機会が減り視野が狭くなっていきます。
寄り道でストレスを発散する方には、会社と自宅の往復になるような住環境は向いてないかもしれません。
天候が悪いと通勤が大変
雨や雪の日は足元に気をつけながら会社へ向かうことになります。
雨の日に気を付けなければならないのが、車に水をかけられることです。
わたしも通勤中何度か水をかけられ、大変な思いをしたことがあります。
水かけを避けるポイントは、車が水たまりを通るときは近づかないことです。
また雨が強い日は足元が濡れてしまい、会社で気持ち悪い思いをします。
会社についたら変えられるよう靴下を持参するのは必須になります。
帰宅後に会社の上司に呼ばれることがある
会社から近すぎるところに住むと、帰宅後に呼び出しの電話が鳴ることがあります。
風呂に入っているときに電話がかかってきて、会社にトンボ帰りなんてことも・・・
会社の風土などよく考えて近くに住むのがいい場合もあります。
勤務時間がエンドレスになる
公共交通機関を利用する場合、だいたいは終電に間に合う時間に帰れます。
徒歩圏内に家があると、勤務時間がエンドレスになることも考えられます。
そうなってしまうと、会社の近くに住むメリットがなくなってしまいます。
これも会社の風土によっては考えた方がいいです。
徒歩通勤に向いている人
通勤時間が減る分自分の時間が確保できるので、次の方が向いているといえます。
- 残業が少なく副業に時間を使いたい方
- 職場と自宅の距離が近くても気にしない方
残業が少なく副業に時間を使いたい方
残業が少ない方は朝から疲れてぐったりなんてこともないので、副業を朝からできる方も多いのではないでしょうか。
職場と自宅の距離が近くても気にしない方
職場と自宅が近いとプライベートの切り分けができないこともあります。
わたしは会社から徒歩5分の場所に住んでいたとき、休日に会社であった嫌なことを思い出し気分転換に支障をきたしたことがありました。
そういったことが気にならない方が会社と自宅の距離が近いのに向いています。
11年30分以内の徒歩通勤した感想
会社と自宅が近いことにより以下のメリットがあります。
- 公共交通機関や車を使わずストレス減少
- 遅刻する心配がない
- 運動になる
- 時間に余裕ができる
- 決まった時間に家を出れる
- 仕事が遅く終わっても睡眠時間が取れる
会社と自宅が近いと自由な時間が増え、体の負荷が減るのでオススメです。わたしは現在片道20分の徒歩通勤をしており、車や電車を使っていたときより負担が減っていることを感じます。