- 30代後半の転職はリスクがある?
- 転職したいけど失敗したくない
- 失敗後の末路はどうなるのか……
転職は新しいスタートを切るためのチャンスですが、自分に合った職場を見つけることは簡単ではありません。
私自身、30代後半で2回も転職に失敗してしまいました。
当時はどん底な生活になりましたが、今は落ち着いています。
わたしの現在
小さい会社歴:約10年(2社)
社員数:6名
職種:プログラマー
36、38歳のとき転職に失敗
出戻り転職で働いています。
自分自身が転職成功のために学んだことをもとに、今回は自分に合った転職先を見つける方法についてお伝えします。
これから転職活動を考えている方が参考になる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください!
わたしの転職失敗談
36、38歳で転職に失敗しました。
当時はなんで同じようなことが2回も……と絶望しました。
失敗をここでふりかえります。
失敗談①求人票と内容が違う
ある派遣会社に応募し面接をうけてみると、求人票の内容と違いがあったのです。
- 「正社員」が「年俸制正社員」になっている
- 賞与「あり」が「なし」になっている
など、求人票は釣りなのかと疑うほど違和感アリアリな会社でした。
当時は、転職先を決めるのに焦っていたので、なんとかなると思い、その会社に決めました。
そんな会社なんとかなるはずもなく
- 派遣先の会社へ平気でウソをついて就業させる
- 経営者の好みで社員を退職させる
など、さんざんな会社でした。
求人票と違うときは、入社をよく考えてください。
失敗談②転職前にお金を貯めなかった
ブラックな派遣会社で、心身ボロボロになり退職しました。
実家に住んでいましたが、貯金はあまりしない状態で無職になりました。
そこでまた焦って転職先を決めたのです。
これが、2回目の地獄のはじまりでした。
面接のときこの会社も違和感がありました。
面接者が経営者一人ってなぜだろう…
一緒に働く現場担当と仲が悪いんだろうか?と疑問を持ちました。
疑問は当たり問題ある社員がいるわ、経営者もワンマンで心身ボロボロになり退職しました。
»この会社から学んだパワハラ会社へ質問をまとめた記事が気になる方はこちら
貯金を十分に貯め、気持ちに余裕をもって転職活動してください。
失敗談③転職時期を見極める
わたしはコロナ過で転職活動をしました。
2020年4月は緊急事態宣言の発令時期で、転職活動を一旦停止していました。
その時、転職活動をしたのですが求人が少ないです。
ベリーハードモードで転職活動をするので、めちゃくちゃ大変でした。
転職先が見つかるのか?という不安の中、転職した会社がパワハラ経営者がいる会社で、1年で退職という結果になりました。
焦りが原因で失敗しました。
退職時期は不況を避けた方が焦りが少なくて済みます。
失敗談④保険料の軽減制度を使わなかった
各自治体によりますが、特定理由離職者は、給与所得を30パーセントに換算して国民保険料を軽減します。
参考:八幡市役所 倒産や解雇による失業のため国保に加入された人の保険料等の軽減制度について
わたしはこの制度を知らず、前職の保険を任意継続して保険料を毎月2万6千円払っていました。
それがこの制度を使うことにより、毎月5千円ほどで済みました。
4ヵ月目で気づいたので、約8万円損しました。
無職には痛い出費です。
退職後の保険料はきちんと自治体やハローワークに確認しましょう。
失敗談⑤給与や福利厚生だけで判断
面接では悪いことは隠されます。
給与や福利厚生のよい面だけで入社を判断し痛い目に合いました。
わたしは派遣会社に転職するのに、1年間家賃無料に釣られ大失敗しました。
準備された家の交通機関が悪かったんです。
就業先は23時まで仕事があるのに、終バスが19時15分だったのです。
23時まで仕事して、1時間徒歩で帰るってマジで地獄でした。
朝は7時20分のバスを逃すと次がないんで、6時起きで職場に行ってました。
こんな生活続くわけもなく、体調を壊して休職になりました。
失敗談⑥転職エージェントを利用しなかった
転職活動は自分一人でやりたいようにしていたのですが、それが失敗の1つだと今になって思います。
しかし相談相手が必要ですが、友人に相談するのって嫌だったんですよね。
格好悪い、心配されたくないという気持ちが強くなってしまって。
そんなとき、無料で転職の相談ができるのが転職エージェントです。
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転職で失敗しないための5つの方法
自己分析をする
自己分析は自分を客観的に見るために大切なことです。
なぜ転職したいのか?
どんな職場で働きたいか?
自己分析があいまいだと、希望とは真逆の会社に転職してしまい失敗します。
- 今勤めている会社の不満はなにか
- どんな人と働きたいか
- 自分はどんなことが苦手か
などを分析します。
自己分析をおこたると、転職失敗の確率が高くなります。
どうても、自己分析が苦手な方はグッドポイント診断をオススメします。
「独創性」や「柔軟性」「決断力」など18種類の特徴の中から、あなたならではの5つの強みを診断します。
テストはお一人様1回限り、所要時間は約30分ほどかかりますが、無料なので試して損はないですよ。
希望の条件に優先順位をつける
自分の働きたい職場の条件に優先順位をつけましょう
自分のこれだけはゆずれない、あれば良いポイントを整理すると転職後も長続きします。
- 土日祝日休み
- 年間休日120日以上
- 徒歩圏内で通勤できる
- 残業なし
など、ポイントをまとめます。
優先順位上位の希望が叶うほど離職率が低くなります。
自分なんか優先順位が上位の会社で働けないなんて思い妥協してしまうと、働き続けることができなくなります。
職場見学のある会社を受ける
職場見学や体験がある会社は少ないですが、入社後のミスマッチを防ぐのに効果的です。
ある会社で1日業務体験をし、昼食も社員さんと一緒に取り、入社後に問題ないか確認することがありました。
結果としては、体育会系の気質が強く入社後に苦労すると思いお断りしました。
体育会系の会社で実際大丈夫?
と正直に話してくれたので、ありがたかったです。
隠されて入社していたら、続かなかったと思います。
働きながら転職活動をする
転職活動は在職中にするようにしましょう。
理由は、在職中にすると現職と転職先の比較ができるからです。
この比較ができないと、転職後にこんなはずじゃなかったと後悔する可能性が高くなります。
今は求人を見ることはインターネットで簡単にできます。
忙しくてそれどころではないと思う方に向けて、無料で使える転職サイトを紹介します。
リクナビNEXTは株式会社リクルートが運営する転職者向け求人サイトです。
以下の特徴があります。
- 毎週2.6万人以上が新規登録
- 実際に転職した約8割がリクナビNEXTを利用
- いろいろな仕事を知って視野を広げたい
- 掲載企業の約4割が従業員数50名以下
人間関係に問題がないならよく考える
人間関係がよい職場で働けることはめぐまれています。
転職すると仕事以外の話は一切できない環境になることもありえます。
転職の目的がお金や自己成長など人間関係以外を目的とする方は問題ないです。
しかし人間関係が良好な職場を一番に考える方はよく考えてください。
わたしは人間関係を一番に考えていたので、転職後に孤立してしまい辛い経験をしました。
転職の選択肢として出戻りもあり
仕事は自分に合った場所で働くのが心身共に健全に生活できます。
わたしの落ち着いた先は、退職した職場でした。
出戻りはめずらしいことではありません。
エン・ジャパンで「企業の出戻り(再雇用)」についてアンケート調査を実施。
661社から回答を得た結果、2018年は72%の企業が「再雇用したことがある」と回答しました。
- 喧嘩別れをしない
- 退職後も同僚と連絡を取る
などして、自分の選択肢を広げておくのはいかがでしょうか。
転職の失敗を防ぎ、あなたに合う職場で働こう
転職の失敗を防ぐ5つの方法をもう一度おさらいします。
転職で失敗しないために、5つの方法を念頭にいれ行動しましょう!