- 社員が経営に関わるって信じられない
- どんなふうに社員が経営に関わるの?
- 経営に関わるのはコワイ
中規模以上の会社は社員が経営に関わることは難しいですが、小さい会社は社員一人の役割が大きいため、経営に関わることが必要になります。
なぜなら小さい会社は経営者が顧客と関わることが少ない為、直接やりとりする社員が商談の話をする機会が多いからです。
わたしの現在
小さい会社歴:10年
社員数:6名
職種:プログラマー、システムエンジニア
営業活動など経営に関わる業務へ積極的に参加しております。
この記事は小さい会社で役職がない社員が、経営にどんな形で関わるか紹介しております。
小さい会社は自分の仕事だけやっていると、会社の倒産やリストラなどで居場所が無くなる可能性があります。そのため経営に関わることが重要になります。
経営に参加するってどうやるの
経営に参加する意識をはじめから持つのは難しいです。わたしは会社に慣れてきた2年目から持ち始めました。
最初は難しく動き方がわからない場合は、以下のように自分にできることを少しずつやればいいと思います。
- 社内で見つけた課題の改善案を意見する
- 経営者や上司とコミュニケーションをとる
- 自分が担当する業務の改善案を意見する
社内で見つけた課題の改善案を意見する
通常の仕事を通じて発生する問題や課題を見つけます。これは些細なことでもよいのです。たとえばトイレの備品が切れているなど、意見する習慣を持つことが大事です。
経営者や上司とコミュニケーションをとる
経営者や上司とコミュニケーション不足だと、経営方針がわからずやることが明確になりません。日常的に会話するときに、経営方針をさりげなく聞いてみるのはいかがでしょうか。
自分が担当する業務の改善案を意見する
自分の仕事で改善しやすいのが、ルーチンワークになっている仕事です。ルーチンワークとは日常的に同じような作業を繰り返すことをいいます。
経営に参加するって聞くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、できることからコツコツやることが重要です。
会社の目標や戦略に積極的に関与する
小さい会社は経営者と会話する機会も多いので、目標や戦略といったことがわかりやすい環境です。積極的に関与するには以下のポイントが重要です。
- 会社の目標・戦略を理解する
- 自分の仕事の関連性を明確にする
- 目標・戦略の達成状況を確認し、必要に応じて改善する
会社の目標・戦略を理解する
会社の目標・戦略を理解するのは難しいことではありません。小さい会社では、全社員が集まり会議する機会があるからです。そこで経営方針などの情報収集をします。
自分の仕事の関連性を明確にする
自分の仕事の成果を確認することで、会社の目標と戦略の関連性を把握します。たとえば会社の売上目標があったとき、営業で高単価な商品が売れたとき目標に近づいたといえます。
目標・戦略の達成状況を確認し、必要に応じて改善する
会社は1年で売上目標を立てます。これに対して現在の売上が目標達成できない場合、試行錯誤して行動します。
社員が会社の売上に貢献できる
社員は以下のような方法で会社の売上に貢献することができます。
- 自社製品の提供により売上に貢献できる
- 営業活動により貢献できる
自社製品の提供により売上に貢献できる
自社製品の販売ができる会社は、自分で作成したものが商品になります。よいものを作れば、次のバージョンを発売しても売れることになります。イメージしやすいのが、ドラクエⅠが売れてドラクエⅡがもっと売れるといった感じです。売上の貢献を直に感じることができます。
営業活動により貢献できる
わたしはプログラマをしていますが、営業活動にも加わります。一般的にはプログラマは営業の仕事に慣れないもので、どちらも完全にこなすことは難しいといわれています。とはいえ何もしないと会社がじり貧になっていくのは確実で、自分のできることをやるだけでもなんとか売上に貢献できています。
小さい会社は社員も経営に参加できるまとめ
小さい会社は社員が自己主張してでも会社が儲かる動きをすることが重要です。経営者一人の力では会社を支えることが難しいからです。
最初から自分の仕事以外をやるのは難しいので、以下のように小さいことからはじめるのはいかがでしょうか。
- 会社の目標・戦略を理解する
- 社内で見つけた課題の改善案を意見する
- 自分が担当する業務の改善案を意見する
少しでも行動していると自分と会社が変わっていきます。
本日もこのブログを見ていただき、ありがとうございました。