小さい会社って給与はどれくらいもらえるんだろう
そんなお金の疑問、素直にお答えします。
小さい会社の給与は高い、安いどちらのイメージを持たれますか?
「安い!」の意見が多く聞かれますが、実際そのとおりだと思います。
10年小さい会社で働いていますが、差し引き支給額が20万円前後をいったりきたりしています。
賞与は業績が悪いと10万円以上貰えないこともあり、支給がないときもありました。
ただ、小さい会社で働く人は残業が少ない、自分の裁量で仕事ができるなどお金以外の目的を持つ人が多いです。
今回はお金の話をこのブログでお話します。
小さい会社の給与、賞与額
わたしの2022年の給与、賞与は次のようになります。
金額(差し引き無し) | |
---|---|
月給 | 23万 |
賞与(夏) | 0 |
賞与(冬) | 10万 |
年収 | 286万 |
年収にすると286万円ですが小規模の会社に勤める方の平均が気になるところですよね。
厚生労働省が発表している令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況を元にまとめます。
年齢(歳) | 男性 | 女性 |
---|---|---|
~19 | 約186万円 | 約171万円 |
20~24 | 約209万円 | 約199万円 |
25~29 | 約241万円 | 約220万円 |
30~34 | 約269万円 | 約232万円 |
35~39 | 約297万円 | 約238万円 |
40~44 | 約322万円 | 約246万円 |
45~49 | 約338万円 | 約247万円 |
50~54 | 約348万円 | 約250万円 |
55~59 | 約346万円 | 約256万円 |
60~64 | 約304万円 | 約227万円 |
65~69 | 約262万円 | 約210万円 |
70~ | 約240万円 | 約213万円 |
わたしの年齢が35~39になり平均が297万円なので、若干下回っていることがわかります。
小さい会社の場合、業績により賞与額の上下幅があるので年により平均が変わってくると思われます。
小さい会社と中大企業の平均賃金比較
小さい会社と中大企業の平均賃金は以下のようになります。
会社規模 | 平均賃金 |
---|---|
小企業 | 約280万 |
中企業 | 約300万 |
大企業 | 約340万 |
中企業との差で20万円、大企業とは60万円の差があります。
給料が低くても小さい会社がいい理由
小さい会社の給与や賞与は中規模以上の会社より低い場合が多いです。
仕事のやりがいや残業がないこと、土日祝日が休みなどお金以外に優先するものがある方に向いています。
わたしは「残業がなく、土日祝日が休み」が仕事で優先したいことです。
残業がない
小さい会社だと残業がないことも珍しくありません。
残業がないと
- 自由な時間が確保できる
- ストレスが軽減される
- 副業に時間が使える
- 勉強に時間が使える
など様々なメリットがあります。
特に副業に時間が使えることがメリットです。
副業では本業と違う分野を選ぶことによりスキルの幅が広がります。副業が軌道に乗れば、賞与が出ないなど緊急事態に対応することができます。
家族との時間が大事
中規模以上の会社だと残業や休日出勤が多く、家族との時間が取れない場合が多いです。
わたしは独身ですが、家族がいる方は小さい会社に転職後、時間に余裕ができ
- 子供と食事をすることができた
- 家族と居られる時間が増えた
などの意見を聞くことがあります。
特に子供が小さい方で家族と過ごせる時間は大変貴重ですよね。
自分の裁量で仕事ができる
小さい会社は自分の裁量で仕事ができるところが多いです。
自分の裁量で仕事ができるメリットは次のとおりになります。
- 残業することがない
- 納期が自分で決められる
- 有給が自由に使える
- 仕事の評価が自分でできる
中規模以上の会社だと自分の裁量で仕事をすることが難しいので、問答無用で残業をすることになったり理不尽な目に合うことが多いです。
小さい会社で気を付ける点
残業代が家計に大きく関わる場合
残業代が家計に大きく関わる場合、面接時に次の確認をすることをオススメします。
- 残業があるのか
- 残業代が支給されるのか
- 残業代が月給に含まれていないか
残業代が必要な場合、残業の有無は面接時に確認する必要があります。入社後に金銭的な理由で短期間で転職を考えることにならないようにしましょう。
残業代が支給されない会社もあるので、面接で残業代に関することは確認することが大事です。
共働きは必須
小さい会社は給料が高くないので共働きは必須です。
わたしは独身ですが、結婚している同僚は配偶者の方も働いている家庭が多いです。
やはり一人の稼ぎで生活するのは厳しいように思います。結婚を考えている場合、相手と結婚後の働き方についてはよく話し合う必要があります。
小さい会社を選ぶ際は面接を慎重に
小さい会社は給料が低くてもやりがい重視で働けることをメリットとしてあげてきました。
前提として面接時に自分の大事にすることを確認することが大事です。
例としてあげると
- 残業がない
- 転勤がない
- 自分の裁量で仕事ができる
- 土日祝日が休み
などで大事なものが満たされるほど、会社に長く居ることができ給料が低くても不満が少ないです。
小さい会社でも経営者がワンマンなどの理由で働きづらい場合は要注意。給料が少ないうえにやりがいもないのは最悪です。
面接で事前確認はしっかりやりましょう。
小さい会社の給料と賞与のまとめ
小さい会社の平均給与は約280万です。
中企業が約300万、大企業が約340万で差は歴然です。
中大企業にない魅力はやりがいや働きやすさの実現性が高いことではないでしょうか。
以上、小さい会社の給与と賞与の話になります。
本日もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。